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ニシアフリカトカゲモドキ

ニシアフリカトカゲモドキの繁殖について!クーリングのやり方、温度、冬眠や交配まとめ

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ニシアフリカトカゲモドキって、レオパと似てるんですけど繁殖の方法がよくわかりません。

どうやったら発情して交尾してくれるんでしょうか?なかなか上手くいかないんですよね。

ってことで今回は、ニシアフリカトカゲモドキの繁殖についてまとめます。

ニシアフリカトカゲモドキの繁殖について

ニシアフリカトカゲモドキの繁殖は、性成熟したオスとメスを準備するところからスタートです。

オスは40g以上
メスは45g以上

を最低ラインとして、どちらも60g以上の体重・体格があると成功率が上がってきます。

実際は、重さだけでなく生後1年半〜2年程度した個体が理想とされています。
ですが、繁殖例としてはオスで7ヶ月で40g以上、メスで8ヶ月で45g以上で繁殖を開始するケースもあります。

とはいえ、ペットとして大切に育てている方は、少なくとも生後1年以上たってから繁殖するのをおすすめします。

クーリングについて

ニシアフリカトカゲモドキは、発情のためにクーリングが必要と言われていはいます。

ですが、野生個体が生息する自然環境下では平均気温が25℃を下回る期間が殆どないため、クーリングは不要という意見もあります。

ではどっちなんでしょう?どっちも正解かもしれませんが、どっちも間違いかもしれません。クーリングが必要か不要かは、個体によってもばらつきがあるので、個体に合わせて行うのがいいかと思います。

とはいえ、全体的には1~2ヶ月程度のクーリング期間を設けたほうが、繁殖行動には出やすくなるそうです。

ニシアフリカトカゲモドキをどうしても繁殖させたい!という場合には、まずはクーリングなしで試してみて、ダメだった場合は成体に安全な範囲でクーリングを行うのがいいと思います。

クーリングの方法

クーリングの方法はいくつかあります。実際にはどれが正しいというものがないので、試しながら行うといいかと思います。

下に3つのパターンでクーリング方法を書いておきます。それぞれ有名な雑誌やブリーダーさんの情報なので、大きく間違ってはいないとは思います。ですが、行う場合は全て自己責任で行って下さい。

クーリングの基本

クーリングは、ある期間温度を下げて、エサはストップして、水だけを与えるという方法です。

クーリングにはいる1週間程度前からエサを抜きます。そして、排泄がなくなったくらいから、昼の温度と夜の温度を下げ、餌は与えずに水だけを与えるようにします。

そして、その時の温度や期間が大切になってきます。

※あくまで参考情報です。生体の命がかかってきますので、すべて自己責任で行って下さい。

パターン1

ビバリウムガイドの情報を参考にすると、

安全なラインとして、昼間の温度を28℃にし夜間を25℃にする。

クーリングの期間:2~3週間

とありました。

野生環境下でこの温度程度なので、安全なラインとしてクーリングを試してみる価値アリです。

パターン2

JMGという、ニシアフリカトカゲモドキのブリードをしているところの情報(らしきもの)を参考にすると、

日中を27℃にし、夜間を23℃前後にする。

期間:1ヶ月程

この程度が一番野生に近い状態です。

10月〜11月の秋口の寒くなる時期を、うまくクーリングに使うといいかと思います。

パターン3

国内のブリーダーさんの情報らしいものを参考にすると(誰の情報というものが出てこなかったので、あくまで参考として下さい)

日中の温度を21℃程度にし、夜間の温度を15℃〜18℃程度にする

期間:1~2ヶ月

クーリング以上の半冬眠状態で維持ことになります。

必ず水は確保しておき、状態を常に管理しておきましょう。

クーリング期間が終わったら

クーリング期間が終わったら、徐々に温度をあげて、少量のエサを与えましょう。そして、もとの温度に戻してあげることによって発情しやすくなります。

10月〜11月ごろにクーリングして、冬場の寒い時期にエアコンで温度を上げて繁殖という方法もあります。やりかたはそれぞれなので、冬をうまく使って繁殖を試してみて下さい。

実際に行ってみた

実際に、ニシアフリカトカゲモドキのクーリング&交尾を行ってみました。

クーリングは、昼間25℃、夜間20℃付近まで下げるやり方です。クーリングスタートから餌を与えるまでを1ヶ月程度としてやってみました。

ですがその結果、残念ながらカップリング出来ずです。

オスの方はやる気満々で、尻尾を小刻みに揺らしメスに噛み付きます。
でも、メスのほうが全然相手にしておらず、すぐに逃げてしまいオスがやる気を無くす。

という無限ループが...。

何がいけないのか?複数のメスに試してみても、結果は同じでした。

仕切り直してみた

そして、そのあと何度も何度もやり方を少しずつかえて仕切り直してみました。

湿度を高くしてみたり、床材を変えてみたり、いろいろやってみました。

すると、なぜかメスのほうが受け入れてくれて何と交尾成功!?

タイミングの問題なのか、メスが諦めてくれたのか。よくわかりません。

でも、なんとか成功です。うまくかかってくれているといいんですがどうでしょう。

なにが良かったのか、前と何が違ったのかよくわかりませんが、とりあえず交尾はしてくれました。

ニシアフリカトカゲモドキ 交尾

ただ、今回思ったことは、実際にやってみないとわからないなってことですね。やっぱりニシアフにも相性があるみたいで、オスメスの関係で、この子には積極的に行くけど、こっちのこは消極的ってこともありました。

爬虫類ってなんでも良いんだと思ってましたが、そうでもないみたいです。

そういうところも見ていると、人格ならぬ爬虫類格があるのかななんて思いますね。

卵をうむ

交尾から2週間〜1ヶ月ほどで卵を生み始めます。

1回の産卵で2個の卵を生み、1回〜5回程度卵を生むので、合計10個くらい生みます。

中には8回、合計16個生む子もいますので、繁殖計画はしっかりと立てておきましょう。

孵化

そして、卵を湿度90%ほどのバーミキュライトなどで2ヶ月ほどすると、だんだんと生まれ始めます。

※ニシアフリカトカゲモドキの性別は、卵の管理温度で決まります。TDSというもので、オス温度、メス温度というのが存在します。

ざっくりですがまとめると

27℃:メス
28℃:メス
29℃:メス
30℃:どちらも生まれる
31℃:オス
32℃:オス
33℃:メス

って感じです。
実際は、その温度で100%オス、メスが区別出来るわけではなく、高確率でその性別の子が生まれてくるようです。

ただし上記の温度は、しっかりと海外の文献なども調べたものですが、あくまで参考程度にしておいて下さい。参考にする場所によって1℃くらい差がありましたので。ただ、どちらの性別も生まれさせたいなら30℃前後が良いみたいですね。

また、31度以上の高温だと、生まれるまでのスピードは早くなりますが、発達不全などに成りがちですので注意しといて下さい。

温度管理は、冷温庫で行う方が多いようです。家の中の空調だとばらつきが大きくてTDSには向かないようです。

生まれてきたベビーは、最初はなるべく触らず、1回目の脱皮(ファーストシェッド)が終わるまで、餌をあげず温かい環境でそっとしてあげて下さい。

まとめ

ニシアフリカトカゲモドキの繁殖の流れが

  1. 繁殖できるサイズのオスメスを準備する
  2. クーリングする
  3. クーリングあけに交尾
  4. 交尾後2週間〜1ヶ月ほどで産卵
  5. 約2ヶ月後にハッチ

って形です。

特にクーリングで交尾するかしないかが決まるような気がしますので、繁殖を目指している方はクーリングを試してみて下さい。

※追加情報があったら、随時更新していく予定です。
youtubeに最新の動画をあげていますので、チャンネル登録していただけるとより分かるかと思います。

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